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【リテンプションリーパーズ】感想:難易度高めのダークファイアーエムブレム

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あの※エンダァアアアアアアリリィズ(メトロイドバニア風2Dゲーム)を手掛けた制作陣の次回作である「リテンプションリーパーズ」をプレイした感想を綴っていきます。

 

※グラフィック、BGM、システム、ボリュームともにかなり良く、今までプレイしてきたメトロイドバニア風ゲームの中でも上位を争う個人的良々ゲーム。

特に各ボス戦で流れるピアノBGMは毎度鳥肌が立つレベルなのでおすすめです。

 

さて、本題のリテンプションリーパーズの感想ですが

簡潔に言うと「高難易度ダークファイアーエムブレム」いったところでしょうか。

 

キャラクターをコマとして動かすSLG(シミュレーションゲーム)なので、

タクティクスオウガに近いかなとも思ったのですが、どちらかというとFE寄りだと思われます。

ゲーム内でFEに酷似しているBGMも流れてましたしw

 

ただ、FEと違って途中でキャラクターが倒されてもロストすることはないので、安心してどんどん死ぬことができます(え

しかし、操作できるキャラクターは毎章最大決まった5人しかいないので、1人でもかけると何かと不便で難易度が爆上がりします。

章の序盤~中盤で1人落ちたらやり直し案件レベルのゲームです/(^o^)\

 

ちなみに、最近のFEでは当たり前になりつつあった、直前やり直し機能は搭載されてません/(^o^)\ホシカッタ

 

以下、簡潔に良かった点、悪かった点をまとめていきます。

※ネタバレなし

 

良かった点

  • 物語・キャラクターが魅力的(ルグ最高
  • キャラクターをグリッド内で移動させることができる
  • やりごたえのある難易度とボリューム
  • 各アイテムや武器の説明文が非常におもしろい

 

物語はとてもダークで、基本的にジリ貧な感じがヒシヒシと伝わってきます。

ゲーム中盤くらいで大方のエンディングの予想がついてしまいますが、それでも先(各キャラクターの過去等)が気になるように作られているので大満足でした。

私の最推しはルグという槍使いです。

ビジュアル&性格、脳筋なステータスが最高なんです。かっけぇんす。

 

更に、本作はそういった魅力的なキャラクターを、マスに捉われずグリッド内で通常のゲームのように歩いて移動させることができます。

こういった仕様は、SLG系ゲームでは珍しいように思えます。

キャラクターによって移動速度が違うのもこだわりがって良いなと感じました。

 

また、先述した通り本作のゲーム難易度は高めで、特性の違う5人をいかに上手く連携させて戦うかに頭をガンガン使用することになります。

油断していると本当に簡単にキャラクターが死んでしまうので、毎ターンきちんと敵の攻撃種類や行動範囲をマークしておく必要があります。

ゲームボリュームについては「20章以上あって、クリアまでのプレイ時間は20時間を超えた」とだけ書いておきます。

 

そして、毎度戦闘が終わった後のご褒美に感じていたのが、各アイテムにある逸話を読むことです。

新しい武器やアイテムを入手するたびに、アーカイブにてそのアイテムについての説明や逸話を見ることが出来るのですが、この逸話がまた非常に面白くて、それだけで星新一みたいなショートショートな小説も作れるんじゃないだろうかと期待してしまうレベルです。

 

もしそんなものが発売されたら、間違いなく買いますので教えてください公式様(‘ω’)

 

特に良かった点は以上となります。

 

悪かった点

  • 戦闘テンポが悪い
  • カメラワークによる画面酔い
  • 戦闘中に知りたい情報を見れない場面がある
  • 同盟キャラのAIに高ストレス

 

悪かった点は、主に戦闘中に集中しています。

まず、敵のターンが長いです。

こちら5人に対して、毎度10を平気で超える数の敵と戦うことになるのですが、敵のアクションスピードが遅すぎて自ターンがなかなか回ってきません。

こういったゲームスピードは設定で変更できるのが普通だと思っていたのですが、本作はそういった仕様は一切ありませんでした。

というかそもそも設定できる項目が少なすぎるんよw

 

せめてボタン長押ししている間は高速移動するとかにして欲しかったです。切実に。

中盤以降出てくるモブを生み出すタイプの敵のアクション(もっさり)を毎ターン見せられるのが本当にストレスでした。

 

また、3Dグラフィック上仕方のないことかもしれませんが、離れた敵や味方に焦点が行くときのカメラの動きがぬわんぬわんしていて酔います。

正直SLGで酔ったのは初めてでしたw

そういうわけで、敵のターン中はよく目を瞑って過ごしていました(え

 

戦闘情報については、

スキルによる追撃情報が戦闘予想計算式に含まれていなかったり、アクション後の移動時は敵のステータス等を見ることが出来なくなるのが不親切だなと感じました。

スキル系は慣れるとなんとなく分かりますが、特定の移動最中に敵の情報が見れない仕様は辛いです。

 

最後に、本作ではプレイアブルキャラクターの5人以外にたびたび同盟キャラが戦闘に加わるのですが、

その人たちが好き勝手に行動するのでストレスがたまりまくります。

 

敵に突っ込んで勝手に死んだり(離脱扱い)弱っている敵にとどめをさして(経験値泥棒)ドヤったりするのをほんとどうにかしてほしいですw

 

しかも、同盟キャラはだいたい主要人物かつ物語上は強い設定のはずなのに、戦闘場面ではポンポン離脱していきます。

いや、

 

ちなみに、同盟キャラはなぜかスキルで回復させることができません(え

 

特に悪かった点は以上です。

 

ー感想まとめー

 

良かった点

  • 物語・キャラクターが魅力的(ルグ最高
  • キャラクターをグリッド内で移動させることができる
  • やりごたえのある難易度とボリューム
  • 各アイテムや武器の説明文が非常におもしろい

 

悪かった点

  • 戦闘テンポが悪い
  • カメラワークによる画面酔い
  • 同盟キャラのAIに高ストレス

 

良い点も悪い点もありましたが、総合的にはとてもいいゲームだったと感じます。

 

買って損することはないですが、高難易度系が苦手な方は少し勇気が必要かもしれません。

もし迷っている方がいれば、とりあえずやってみることをおすすめします。

 

フルプライスでもそこまで高い製品ではない(中古・セールが狙い時)ので、おすすめです。

 

この制作陣が携わったゲームはどちらも面白かったので、次回作も楽しみですね!

 

 

では、おつかれろんり~!

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