仮面ライダーブレイドの映画が酷過ぎてドラクエⅤを思い出した件について

※本記事はあくまで一ブレイドファン筆者個人の感想であり、劇場版ブレイド好きな方を蔑む意図は一切ないことをご了承ください。
最近自分の中で特撮ブームが来ているので、オンドゥル後で名高い「仮面ライダーブレイド」をしっかりと一気見(初見)しました。
ネットではネタにされているのをよく見かける(最早ネタにしかされてない?)ので、終始そんな感じかと思いきや
実はめちゃくちゃにおもしろい特撮ドラマでした。
ストーリーは割としっかりとしているし、登場人物も物語が進むにつれていい味を出しまくってきます。
主人公とカリスの関係は素敵だし、ギャレン(橘さん)はなんかしっかりしてそうなのに、よく騙されたり不意打ちが得意だったりKYだったりで観ていてよく笑っていましたw
中でも、敵に捕まった挙句、ブレイドたちに助けられてしまった「仮面ライダーレンゲル」が行き場のない怒り(屈辱)を表しているときに
「俺だって人質にされたら悔しい!」
と、傷口に塩を塗り込みまくるシーンは見ものです。
もうちょっとレンゲルの気持ちになって発言してもろてw
そんなレンゲルについては正直・・・うーん?
一人だけ最後までフォームチェンジできないし、途中イラっと悪役だしで、作中割と不遇な仮面ライダーだと思いました。
こんなことを言うのもなんですが、実はいなくてもよかったんじゃないかなとか思ってしまったり・・・?
さて、本題に入ります。
そんな魅力盛りだくさんな仮面ライダーブレイドということで、
つい先日「劇場版 仮面ライダーブレイドミッシングエース」を拝見しました。
本編がこれだけおもしろいのだからと、映画も期待大で臨んだのですが・・・
もう序盤から「なんじゃこりゃー!」の嵐でした。
※以下ネタバレあり
この映画は、一応本編最終回から4年後のお話のようですが、設定が大きく異なっています。
本編ではブレイドがアンデッド(第2のジョーカー)となって姿を消したことで、カリス(ジョーカー)が人間世界で平和に暮らしていけるというエンドだったのですが、
映画では最序盤から、ブレイドがカリスを封印しています。
えっ
夢オチか何かだろうなと思っていたらそのままストーリーが進んでいったので「うわぁ、これマジか・・・」と思ってしまいました。
この時点で違和感しかないのに、ブレイド以外のキャラの性格までもが大きく変わっていたので、最早戸惑いしかありませんでした。
しかもどのキャラも当時よりだいぶ性格が悪くなって登場し、なぜか新しい仮面ライダーが3人(ダサい)も登場します。
そしてその3人も漏れなく性格が悪いという始末です。
性格悪いヤツしか出てこんやんw
後に知ったのですが、
この映画は、別エンドの世界戦、所謂パラレルワールドが舞台だったそうです。
更に、本編がまだ終了していない時期での上映だったうえ、
脚本を書いた人は本編を見ていないのでブレイドに詳しくなく、一から自分で台本を作り上げたそうです(え
もうなんかいろいろと意味不明ですが、
最初からそれを知っていたらまだ救いがあったのか・・・?とも思いましたが、
いや、それにしてもひど過ぎですこの映画。
蛇足感が凄まじいし、あまねちゃんは性格ひん曲がって万引して捕まるし、そもそも役者変わってるし、本編ライダーたちは物語中盤位まで変身しなくて新しい仮面ライダーに嫌味言われまくるし、その新しい仮面ライダーはなんか結局全員死ぬし、ダイイングメッセージで推理(笑)みたいなの始まるし、エンディングはふざけ倒してるし、もうギャグなのか真剣なのか私には判定できませんw
そういうわけで、
劇場版仮面ライダーブレイドは、個人的映画ワースト1位のドラゴンクエストⅤを超える酷さでした。
過去記事
【ドラクエ映画】感想「絶対にやってはいけないことをやってしまった映画」
観賞後に「こんなの原作ブレイドファンからしたらさすがにお怒りものでしょ!」と思って評価を調べたら、意外と高評価が多かったことに驚愕しました。
※本記事はあくまで一ブレイドファン筆者個人の感想であり、劇場版ブレイド好きな方を蔑む意図は一切ないことをご了承ください。
私が少数派なだけなのか・・・?
ともあれ、
本編が最高におもしろかっただけに、この映画は非常に残念でした。
どうして同じ脚本の人採用しなかったの(´;ω;`)ウゥゥ
まぁ観てしまったものは仕方ない?ので、次はファイズ本編でも一気見しようかしら。
ちなみに劇場版ファイズもパラレルワールド設定らしいですが、よく出来ているそうです。
あっちは期待していいのかしら?(‘ω’)
では、おつかれろんり~!
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