主に趣味やゲームについて語るブログ

脇汗が鼻の穴から大量ににじみ出る

Pocket

今回は「脇汗が鼻の穴から大量ににじみ出る」という事象について記述していく。

 

この事象においてまず問題となるのが、そもそも鼻の穴からにじみ出る脇汗は本当に脇汗なのかという点である。というのも、脇汗は名称の通り脇から放出される汗だからこそそう呼ばれるものであり、鼻から生成された脇汗は、それは既に鼻水なのではないか、という疑問の声があがっているのだ。そもそも人間が鼻の内部から汗をかくという前例は今まで確認されておらず、もし仮に鼻の穴からにじみ出た液体が成分上では脇汗のそれと寸分の違いがなくとも、客観的に鼻から液体が垂れ流されている様を見れば、経験上誰しもそれは鼻水だという認識を持つだろう。これはつまり極端な話、脇汗をスポイトで汲み取りそれを鼻の内部へ数滴垂らすだけで脇汗は鼻水へと名称を変えるということである。

このことから、脇汗か鼻水かを決定づけるポイントはその成分ではなく、あくまでどこから液体がにじみ出ているのかが最重要であると考えられる。

さて、上記の解釈で「鼻から出る脇汗はたとえ成分上は脇汗でも、鼻から出ている液体である以上鼻水である」という1つの解が導き出されたわけだが、議論すべきは他にもある。

 

それは「大量ににじみ出る」という言葉は、果たして文法的に正しい表現なのだろうかという疑問である。

にじみ出るという言葉から想像できるのは、じわじわゆっくりといった速度も量も控えめなイメージだが、それが大量となると話はまた変わってくる。

単純に「にじみ出てくる量自体が大量」なのか、それとも「にじみ出す箇所が多数存在していて、その結果大量ににじみ出るという事態、表現」となってしまったのか。解釈としてはどちらとも正しいのだが、私は「にじみ出てくる量が大量」である説に票を押す。

「にじみ出る」という表現であるとはいえ、世間ではそのにじむ量が大量であればそれは残念ながら「にじみ」出てはいないと認識される。どちらかと言えば「溢れる」という表現の方が近いだろう。これでは「にじみ出てくる量が大量」説は成り立たない。

しかし、今回の事象には「にじみ出す箇所が多数存在している」という表現もまたどこにも存在していないのだ。これがもし「数多の穴から大量ににじみ出ている」と記述されていれば、答えは1つなのだが、何度も言うように今回は「大量ににじみ出る」という言葉以上の説明がされていない。つまり、このことから、今回のケースには完全な答えはないが、より正当に近いのは「にじみ出てくる量が大量」説という考えに至った。

 

上記のことから「脇汗が鼻の穴から大量ににじみ出る」の意味合いは「成分上は脇汗と同一である鼻水が鼻の内部からじわじわと、しかし大量ににじみ、鼻の穴から顔を出すこと」であると結論付ける。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。