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両親の離婚

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最近キムタクが如くこと「ジャッジアイズ」を遊んでいるのですが、作中で離婚問題を扱うシーンに出くわしました。


それを見て幼い頃の記憶がフラッシュバックしたので、私の両親の離婚についてつらつらと書いていきます。

 

以下隙あらば自分語り(‘ω’)シュタッ

 

 

初めて両親の仲が不穏そうだと分かったのは小学2年生くらいのときでした。それも直接そのようなやりとりを目にしたわけではなく、3つ離れた兄から言われて初めて知りました。ある日、いつものように兄がゲームをしているのを隣で見ていると不意に兄が口を開きました。

「なんかこの前、夜中に離婚するとか話してたよ。まぁ俺はどっちでもいいけどね」

この言葉を聞いた時「え・・・?いや、でもまさかね」くらいにしか思っていなかったのですが、それから時が経つにつれて両親が何かを言い合っている場面(喧嘩)を目にすることが多くなりました。

両親の喧嘩中は、同居している祖母が優しくその場から遠ざけてくれ、普段時間制であったゲームを無制限で遊ばせてくれたりもしました。当時の兄は

「ゲームいっぱいできるからもっと喧嘩してほしいよねw」

なんてことを言っていましたが、それが本心なのか強がりなのかは今でも分かりません。

しかし、当の私はそれはもう不安で不安で仕方がありませんでした。

 

そんなこんなな生活を送りつつも、私は小学3年生になりました。その時はもう兄の「離婚するんだって」という発言はすっかり忘れていました。

しかし、とある夜のこと。

兄と一緒にのんびり部屋で過ごしていると、父親から唐突に

「大事な話があるから2階の部屋に来てほしい」

と告げられました。

 

この時点で、私はすべてを察していたのだと思います。

兄は「分かった」とすぐに部屋を出て行ったのですが、私は話を聞くのが、離婚を告げられるのが嫌で認めたくなくて

「今ゲームしてるから無理」

と、そこまで熱中してもいないポケットゲームの画面をボーっと眺めていました。

 

しかし、ずっとこうしていても、もうどうにもならないことは分かっています。2度目の呼び出しには素直に応じて2階の部屋へと移動しました。

部屋に入ると、何とも言えない空気の中、両親と兄が座って待っていました。父親の膝の上には妹が乗っています。

先には書いていませんでしたが、私には6つ離れた妹もいます。彼女は当時まだ3歳くらいだったので、幸いにも状況を理解するには幼過ぎました。

 

父親と対面して座る私と兄。

少し後ろでこちらを見つめる母親の姿。

 

これから始まることが容易に理解できてしまいます。

理解できているからこそなお、その現実が受け入れがたく、私はわざとらしく先ほどまで見つめていたポケットゲームで遊んでいるふりをしました。父親から顔を背け、まるで今ゲームで忙しいからそれどころじゃないんだよと言わんばかりに。

 

しかし、私のそんな思いはきっと手に取るように分かっていたのでしょう。父親が優しく声をかけます。

「大事な話だからちゃんとこっち向いてね」

と。

 

この時点で私はもう涙目になっていたのですが、言われた通りに父親の方に顔を向けるしかありませんでした。

そして、父親は私の目を真っすぐと見つめながら、ゆっくりと口を開きます。

 

「お父さん達、離婚することになったんよ」

 

その言葉を聞いた途端、私の目から今まで我慢していた涙がボロボロと溢れ出しました。

そして

「いやだ、離婚してほしくない・・・」

強く、静かにそう訴えることしかできませんでした。

 

その時は自分の感情で精一杯だったので、兄や母がどんな顔をしていたかは覚えていません。父親は私と兄を抱きしめ、泣きながらただただ「ごめんな」とつぶやいていました。

 

 

「ごめん」と思うなら、離婚なんてしないで欲しかった。

 

 

 

と、その後はスムーズ?に離婚となりましたが、苗字も変わらず、特段生活が大きく変わるようなこともありませんでした。

(こんなことを書くと父親が悲しむかもしれませんがw)

 

最初のうちはお菓子を食べられなくなったり、貧乏(倹約)生活になったりするのかなと思っていたのですが、母親が祖父母と共に物凄く頑張ってくれたので何不自由なく生活することが出来ました。

ただ、やはりひとり親ということで母親はいろいろと大変だったと思います。そもそも大学費用全額払ってもらうなんて普通の家庭でもあり得ないですもんね。

 

しかしそこまでしてもらったにも関わらず

大学卒業後、ド派手に新卒ニートをかます私。

 

ほとんど就職活動をしなかった理由は

「嘘までついて就きたくもない会社の面接なんて受けてらんねぇ!」

というクソみたいなものでした。

でも大学の成績はそこそこ良好だったんだよ…

 

確か面接を受けたのは7社くらいだった気がします。当然そんな状態だと大学から

「お前はまだ舞える!ここの会社とかどや!」

みたいな電話が何度もかかってくるわけですが

「派遣とかでなんかあると思うんで大丈夫ですよ~w 僕のことはほっといて他の人サポートしてもろてw」

みたいなこと言ってあしらっていた自分は本当にイかれていると思います。社会をなめ切ったドナメクジもいいところですね。

 

ただ、特段後悔していることはありません。

 

 

うーん、さすがにクズ過ぎる٩( ”ω” )و

 

こうしてみるとだいぶ甘やかされて育ったなぁ・・・

 

しかしそういった甘やかし?(だいぶ怒られましたがw)は抜きで

願わくば次もまた、この人の子どもに生まれたいと思っています。それくらい幼い頃から大切に育てられました。

 

いやいや、来世なんかのことよりも今親孝行しなさいよ私!(します

というかさすがに大学費用全額負担してもらった分くらいは絶対にどうにかせねばならぬ。

 

 

ちなみに両親の離婚の原因は今でも詳しくは分かりませんが、どちらかが一方的に悪いということはなさそうです。

こんな経験があったので、高校くらい(彼女ができるまで?)までは

「結婚したら絶対に離婚なんかしない!子どもにあんな辛い思いなんかさせたくない!」

と意気込んでいた私ですが、大人になるにつれて世の中どうしようもないことがあるということを知り、今は「絶対完全に離婚なんてしないマン!!」とは言い切れない私がいたりします。

 

いや、まず結婚すらしてないんですけどねw

 

ちなみに父親とは喧嘩して一時(中学~大学くらいまで)絶縁状態でしたが、今は一緒にカラオケに行ったり家にコーヒー飲みに来いと誘われたりと割と仲が良いですwさすがにあまり母親にそういった話はできませんが、どちらの味方をするとかそういう話になると私は断然母親の方につきます( ー`дー´)キリッ

 

まぁ何が言いたいかというと、結婚についてはあまりいいイメージがないということです。だから現在結婚できていないことを「結婚する気がない、したくない」といって誤魔化しているのかもしれません( ー`дー´)キリッ

 

ということで、今回は私のクズさが際立つ記事となりました。

みんなはこんな大人になっちゃダメだぞ☆

 

では、おつかれろんり~!

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