主に趣味やゲームについて語るブログ

男「趣味は実況動画を撮ることです」

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どうも、最近キングダムの漫画を読み始めたにわとりです。

おもしろいのですが文字数が多すぎて大変です。

2周目に本気読みしようと思いますw

さて、今回はSSです。

 

ー面接会場ー

 

 

男「趣味は実況動画を撮ることです」

 

面接官「実況動画・・・最近よく耳にするゆうちゅーばーというものですか?」

 

男「そのように認識していただければ幸いです」

 

面接官「ということは接客や契約交渉において大きく力を発揮していただける、と期待してもよろしいでしょうか?」

 

男「あ、えと趣味程度なのでそこまでではw」

 

面接官「そうですか・・・」

 

男(なんだこの明らかな失望感は)

 

面接官(まぁ、所詮趣味だしなぁ)

 

男(なんか悔しいな・・・せや!)

男「あの、もしよろしければ今からこの場で実況してみてもよろしいでしょうか」

 

面接官「え!?」

 

男「もしかすると私の実況力が御社に大きく貢献できるかもしれませんので」

 

面接官「なるほど。分かりました、ではお願いします」

 

男(かかった!)

男「こほん。えー、どうもこんにちは、男です。今回は○○会社の面接を実況プレイしていきたいと思います!」

 

面接官(実況プレイ?)

 

男(しまった!いつものゲーム実況の癖がここで仇となったか!ええい!ままよ!!)

男「まず、面接というのはご存知の通り、受ける側と採用する側のお互いの求めるものが一致した場合にのみ成功、合格ということになります」

男「そしてもちろん面接を受けるのは私だけでなく、他にも多くの実況者がこのデスゲームに参加します」

 

面接官(デスゲーム・・・)

 

男「はい、では早速ですが場内の紹介をさせていただきます。まず、この方が今回私の面接をしてくださる面接官ですね」

面接官(ほぉ)

 

男「見た目的にはキリっとした真面目なお方なので、図鑑を見てみない限りちょっと弱点は分からないですね」

面接官(図鑑・・・)

 

男「とりあえず様子見ということで今回はガード性能3で挑んでみたいと思います」

面接官(なんだなんだ)

 

男「フィールドを見渡す限り使えそうなものは・・・あ!あの照明器具なんか上手く使えば大ダメージを与えられそうですね!」

男「面接官がちょうど照明器具の真下に来た瞬間、スリンガーで撃ち落としてみましょう」

面接官(・・・)

 

男「照明器具の効果範囲が結構広そうなので、ガードするか机の下に避難することをおすすめします」

 

面接官「君、ちょっと失礼じゃないの?」

 

男「おっと敵の攻撃ですね!ここでカウンターを発動させましょう!」

 

男「これは私の普段通りの実況ですし、許可はあなたから最初にとりましたよね?」

面接官「ガタッ!」

男「面接官が椅子から立ち上がりました!これは必殺技が来そうなのでパワーガードで備えてみましょう!」

 

面接官「ふざけるのもいい加減にしろ!!」

ーガシャァン!-

 

男「うわっ!?これは・・・!!お茶飛ばし攻撃!?」

男「ガード強化がないと防げないですねこれ」

男「火属性やられにもなっているし、このダメージ量を考えるとガード性能5と火耐性は必須スキルっぽいです」

 

ーガチャっ!-

 

女性社員「どうかされましたか!?」

面接官「さっさとこいつを追い出s」

男「なんと、野良の方が助けに来てくれました!!」

男「回復ありがとうございます。あの、面接官に落とし穴って効くんでしょうか?」

 

女性社員「え?えと、え?たぶん効きます」

 

男「これは朗報!罠が効くということはだいぶ楽に戦うことができそうですね!」

男「やったれわっしょい!!」

 

女性社員「わっしょ・・い?」

女性社員「はっ!!もしかしてゲーム実況者のわっしょいセンチメンタルさんですか!?」

 

男「なんと!私のことを知っている方がいらっしゃるとは!光栄でございます!」

 

女性社員「いつも楽しく動画拝見しています!まさか野良でご一緒できるなんて!」

 

男「私も初見の面接官で、まさか視聴者さんと一緒に戦えるなんて!素敵すぎます!」

 

女性社員「死んじゃったらごめんなさい!」

 

男「大丈夫です!私も装備ミスってるのでたぶん死にますw」

 

面接官(なんだこれ)

 

男「モンスターが疲れてるみたいです!」

女性社員「今がチャンスですね!!」

 

面接官(もうなんか知らんけど乗っかっとくか)

 

面接官「ふん、疲れてなどいない!これでもくらえ!!」

ーブンッ!ー

 

女性社員「きゃぁ!?」

男「危ない!!」

 

ーガキィンッー

 

男「大丈夫ですか!?」

女性社員「はい、さすがわっしょいさんです。ランスの扱いがお上手ですね」

男「いや、あれはわざと椅子を投げる位置を外しつつ私たちの実況に乗っかってくれた面接官の優しさです・・・」

女性社員「!?」

 

面接官「なんだか昔を思い出してきたよ・・・」

面接官「ふは、フハハハハハ!!!!」

 

ーガチャっー

 

社長「君たち何やってるの?」

 

ー男は力尽きましたー

ー面接官は力尽きましたー

ー女性社員は力尽きましたー

 

報酬金が0になりました。

これ以上復活はできません。

クエストから帰還します。

 

 

End

 

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