【モンハンサンブレイクSS】ウツシ先輩「やぁ!後輩!今日も元気にお仕事頑張ろうね!」

ー1年前ー
ウツシ「おはよう!後輩!昨夜はぐっすり眠れたかな?」
後輩「おはようございます、ウツシ先輩。うーん、やっぱり昨日の失敗が気になってしまって・・・」
ウツシ「大丈夫だいじょぶ!もう十分に考えて反省もしたんでしょ?だったらその失敗はもう君の新しい力になってるはずさ!」
後輩「でも、私って人より仕事ができないし、覚えも悪いし」
ウツシ「そんなことないさ!なんったって俺の愛後輩だもの! んんー?まな後輩ってなんだか言いにくいな」
後輩「ふふっ、そんな無理に愛弟子みたいに言わなくても」
ウツシ「あっ!笑ったね!やっぱり後輩は笑ってる顔が一番素敵だ!素敵だぞぉ、後輩!」
後輩「そういうことさらっと言えちゃう先輩がすごいです。私も見習わないと!」
ウツシ「その意気だ!さぁ!今日も一緒にお仕事頑張っちゃおっか!後輩との仕事最高ぉ!!」
後輩「あ、先輩、盛り上がってるところ大変申し上げにくいのですが、その、チャックが開いてます・・・」
ウツシ「うぇ!? あはは、カッコ悪いところみせちゃったなぁ」
ー現在ー
後輩「おはようございます!先輩!昨夜もぐっすり眠れて元気ハツラツです!」
ウツシ「やぁ後輩、おはよぉ!俺も気炎万丈!元気全開だよ!」
後輩「今日も一日よろしくお願いします!」
ウツシ「こちらこそ!!じゃあまずは昨日の資料を・・・」
後輩「はい!こちらの資料の確認お願いします!私はその間にアポのスケジュール調整行ってますので!」
ウツシ「お!素晴らしい手際の良さだね!どれどれ・・・」
後輩「少し気になったところがあったので、自分なりにですが修正しておきました」
ウツシ「さすが俺の後輩!資料の内容も非の打ちどころなしだよ!」
後輩「ありがとうございます!あと、ユクモ社が当社の新しいお団子と是非コラボしたいとのことです」
ウツシ「いいよいいよぉ!追い風拭いてるよぉ!」
prrrrr‥
後輩「お電話ありがとうございます、camフーズでございます」
客「どうなってるんだ!ここの団子は!こんなマズイ団子は初めてだぞ!」
後輩「申し訳ありません!すべてのお客様にご満足いただけるよう弊社としても日々・・・」
クレーマー「ああ!?こんな味で満足させるだと!?客なめてんのかてめぇ!」
後輩「いえ、決してそのようなことは」
クレーマー「ったくクソみたいな団子売ってクソみたいな対応してんじゃねえよ!!このクソアマが!」ガチャンッ
後輩「あっ」ツーツー
ウツシ「察するに、クレームの電話かな?」
後輩「はい。うちの団子がマズかったという一方的な怒りの罵詈雑言でした。私、とても悲しくて、でもそれ以上に悔しいです」
ウツシ「うーん、感情的になるのはよくないよね。君も、もちろんモンスターも。って、あっ!待って!モンスターって言っちゃった!違うんだ!」
後輩「あはは、先輩ってばこんなときでもほんと、いえ。先輩が先輩でよかったです」
ウツシ「うーん?まぁこの手のことはたまにあるから、あまり気にせず運が悪かったと思って気持ち切り替えていこう!」
後輩「・・・はい!そもそも具体的に何をどうして欲しいか言ってもらえないことにはこちらとしてもどうしようもないですもんね!」
ウツシ「その意気だ後輩!よし、仕事が終わったら今日は俺のおごりでパーっといこうじゃないか!」
後輩「さすが先輩!私、俄然やる気が出てきました!このありったけの気持ちを仕事にぶつけます!」
ウツシ「素晴らしきかな我が後輩。よーし!先輩の底力見せちゃうぞー!!」
ウツシ&後輩「うぉぉおおお!!!」
・・・続くかも?
この記事へのコメントはありません。