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チョコレート・ドーナツ 感想

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どうも、首に多数のあざができたにわとりです。

もともと肌が弱いのでこういったものがすぐできてしまいます。

どうやら虫に噛まれてしまったようです。

さて、今回は映画「チョコレート・ドーナツ」を見た感想です。

友人の強い勧めで普段見ることのないタイプの洋画を見てみました。

チョコレート・ドーナツという映画です。

私の中では洋画と言えばアクション映画なのですが、今回の動画は違います。

 

あらすじを大まかに説明すると、

ゲイの二人が虐待されているダウン症の子どもを保護する映画です。

ゲイの一人はオカマバーで踊っている男で、もう一人はやり手の検事です。

実際にあった話を元にしているようですが、全く同じというわけではなく結末も大きく違います。

 

そしてチョコレート・ドーナッツはAlan Cumming主演の映画で、

彼が最後に歌っている I Shall Be Released という曲が素敵です。

 

私は洋楽を全然聴かない人間なのですが、

映画中の字幕付きでこの曲を聴くと心に響くものがありました。

耳に残る曲で出来ればカラオケなどで歌ってみたいと思っております。

(カタカナ英語になること間違いなし)

 

 

ー以降ネタバレ注意ー

 

 

 

 



 

この映画は様々な差別をいろいろな視点から観て

その人にとっての正義を見出している映画だと思いました。

 

いつの世の中もそうですが、

大抵勝った方が、数の多い方が正義となり得てしまいます。

 

世間は同性愛者に対してあまりいい印象を抱いていません。

なので、同性愛者(ゲイ)であるということが、

ダウン症の子供を引き取るうえで大きな障害となってしまうのです。

他の親のように、またはそれ以上に子に愛情を注いでも、

ただゲイであるということで子どもを養子にすることができなかったのです。

 

法律上では問題はなかったのですが、

ゲイの両親はその子どもに悪影響と判断されて結局最後は裁判に負けてしまいました。

 

正確には嵌められて負けてしまったのですが、

その嵌められた理由もゲイを好ましく思わない身内の人間の仕業でした。

 

そして、そのダウン症の子は元の母親のもとに返されたのですが

結果的に元の家(1年間ゲイ2人と暮らしていた)に帰りたいと、

3日間外をさ迷い歩き続けて死んでしまいました。

 

1年間暮らしていたというのは、

その子の母が麻薬中毒で刑務所で服役をしている間に

ゲイの2人がダウン症の子を引き取って育てていたのです。

 

しかし、その母親はゲイをよく思わない人間(嵌めた人)に

「子を引き取ると服役期間を短縮してやる」と言われ、

仕方なく子を引き取ることになったのです。

 

そんな母親よりもよほど2人の方が家族としてその子に愛情を注いでいたのですが、

法律上では母にはどうしても勝てないそうです。

 

明らかに2人が子を引き取ったほうがその子にとって幸せなはずなのに。

現にその子自身もそれを望んでいたわけですし。

 

映画だからかもしれませんが、みんな頭が固すぎて嫌になりますねw

法律が絶対正しくて、それに従うことが正義。

時には例外もあるだろうし、たとえ目の前に最良の選択があっても正義に従うのです。

 

それが今回の周囲の人たちの正義。

ゲイを好ましく思っていない、受け入れられない人が多い世界だからこそそのような結果になるのです。

 

一方主人公たち2人の正義は言わずもがなですね。

 

正義の基準が、

それをすることによって幸せになる、させることができる。

ならばよかったのですが、世の中そんなに綺麗ごとだけを言える余裕がないのかもしれません。

 

それに、幸せの定義といっても人それぞれですし

例えば10人死ぬ選択と100人死ぬ選択があったとして

その10人の中に家族や大切な人が含まれていれば、100人が死ぬ方を選んでしまうのも理解できます。

 

自分とその家族を幸せにする選択は前者ですが

他人から見ると、たった10人を生かすために100人を殺した非道な選択として映るのです。

 

こうなってくると、一番最初に述べた

より多数の方が正義になるということが多くのケースで当てはまってしまいます。

 

うーん、難しいですねw

 

難しいですが、何か選択を迫られたときは

自分の中の正義を貫き通したいですね。

 

多数の意見が必ずしも正しいわけではないし、世の全員が同じ意見になることなんてないのですから。

 

最早私が何を言いたいのか分からなくなってきた&文章力のなさで残念なことになりましたが

これが映画の感想です。

ごめんなさいw

 

しかし、この映画はとても面白かったです。

友人がゴリ押しするのも頷けるなと思いました。

 

ちなみに劇中で個人的に心に残ったセリフは

黒人の弁護士が言っていた

「俺が一番嫌なのは法廷で新事実が発覚することだ」

「だから俺に隠し事はなしだ」

というセリフです。

 

わかるーww

 

直接内容とは関係ないですが、

これは揉め事や喧嘩、相談や愚痴などでも当てはまりますよね。

いえ、当てはまってました(経験談w)

 

仕方ないことですが、みんな自分に都合のいいことばかりを話して、都合の悪い話は言わない傾向がありますからね。

「聞かれなかったから答えなかった」みたいなのもこれに当てはまると思いますw

 

これ以上書いていくと私がひねくれてしまうので(もう遅い?)

今回の記事は以上ですw

 

最後に。

アラン・カミングさん、すごくいい感じにオネエを演じられていたと思います。

アラン・カミングを見るのは初見だったので、

もし他の作品でアラン・カミングを見てもまずはあのオネェの人だ!となること間違いなしですw

それくらいに今回訳がハマっていたのです!

優オネェ。

 

では、おつかれろんり~!

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コメント

    • mfwho13%
    • 2018年 6月 18日

    こんにちは(^^)
    私も昨日万引き家族を観てきました。
    話は違えど似たテーマだったように思います。
    面白かったし、安藤サクラの演技には感心しましたが、感想はモヤっとでした(笑
    単に自分の想像していた話と違っていたからなのですが。
    これが賞を取るのかーと。
    バカなので考えさせられる話は苦手です(笑

    向こうの曲使いはホント上手いですよね〜!
    映画やドラマで何度泣かされたことか(笑

    すごい奇遇というか、今日の深夜日テレでチョコレートドーナツ放映されるみたいですね!
    忘れなかったら録画してみてみたいと思います(^^)

      • niwatori
      • 2018年 6月 19日

      mfwho13%さん いつもコメントありがとうございます。
      万引き家族といえば今話題になっているあれですね!
      安藤サクラが誰か分からなくてググってみたのですが、なんだか普通の方ですねw
      やはり前評価と先入観があると感想も大きく変わってしまうのですね( ;∀;)
      私も難しい映画はあとで調べて納得するタイプですw

      なんと!!
      そんな偶然があるとはw
      展開が少し早い映画ではありますが、おもしろいので是非是非ご覧くださいませ♪
      ある意味考えさせられます( *´艸`)

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