趣味ゲーにわとり小屋

どうも、ワサビを鼻に塗ったことがないにわとりです。

普通に食べていてもツーンと来るのに、鼻に塗るとどうなるのでしょう。

いいえ、やりません。

さて、今回は偽善行為についてです。

 

突然ですが「良いことをすると気持ちいい」というのはなぜだと思いますか？

その行いの対象が人であれば、その人が喜んでくれるから？

その行いが例えばボランティアのゴミ拾いなら「いいことをした」という自分に酔えるから？

それともただ自分が「誰かの・何かのため」になれたことが嬉しいからでしょうか。

これらについて思うところは人それぞれ違うと思います。

 

私がボランティアや困っている人を助ける理由は

ハッキリ言ってその状況での気まぐれです。

 

状況の要素としては大きく3つあります。

• その善を行うための時間があるか
• その善を行うための準備物・体力があるか
• そのことを放っておいて後悔しないか

 

今回はそのどれもに当てはまっていたので

たまたま助けました。

 

なんかこうして書いてみるとすっごく性格が悪い人みたいですねｗｗ

まぁ良い性格なんて言えたものでもないですがｗ

 

今回の（偽）善を今北産業で説明すると

外で作業をしていた

この暑い日に自転車を押している人を発見

急ぐ作業でもないし、ちょうど軽トラだし、放っておけないし声かけてみるか

 

です。

では詳しく書いていきます。

 

まず、私はこの日実家の手伝いをしておりました。

農作業です。with祖父。

午前中から田んぼの中でお散歩という名の草抜きをしていたのですが、

ふと公道を見ると自転車を押している男性を発見。

この暑い日に自転車（ロードバイク）を押して移動ということは、おそらくパンクかなぁ・・・

どの辺まで押していくんだろう？と考えていました。

そしてお昼時になって一旦家に帰ることに。

 

私の服は汗と泥にまみれて「絶対お洗濯大変マン」になっていました。

このまま家に帰ってシャワーを浴びてしまうと

絶対に午後から仕事が出来ないと思い、私はお昼ご飯を食べずに続行することに。

 

そして祖父を家に連れて帰ったあと、例の自転車を押している人を発見。

いや、これ暑くて倒れるんじゃね？

とりあえず今は一人だし運転しているのは軽トラだし

ちょっと声かけてみよう。（偽）善は急げです。

 

私「すみませーん！大丈夫ですかー？」

男性「事故してしまってガードレールにあばらを打ち付けました・・・」

私「なんやて！？パンクだけかと思ってたら！」

男性「奥さんが今から迎えに来てくれてるのですが、お互いこの辺の土地に疎くて・・・」

私「おｋ、汚いですが良かったら送っていきますよ！家が近くなので先にそこでなんやかんやしていきましょう！」

（本当に車も私の格好も汚すぎますｗ）

男性「ありがとうございます！」

 

ーぶるぅぅぅうううんんー

 

私「家です。あそこに水道があるので血を流してください」

コロ「わんわん！」

私「ばぁちゃ～ん！ケガした人連れて来たんゴ」

祖母「はぁん！？」

種も仕掛けもなく瞬時にタオルと麦茶と絆創膏が用意される。

 

～ひと時の安楽～

 

男性「かくかくしかじかで奥さんがあっちのコンビニに来てるそうです」

私「おｋ、行きましょう」

 

ーぶるぅぅぅうううんんー

 

奥さん「・・・すみません、お手数おかけしました」

私「いえいえ！こんな汚くてすみません！」

（ちなみに私の格好は、日よけのため口元を隠して帽子を被っているので他人からは目しか見えません。そしてとどめに泥まみれ）

私（奥さんが不振がるのも無理ないんごｗ）

私「旦那さんはあばらにヒビが入っているか折れているかもしれないので、病院に連れて行ってあげてくだしあ」

男性「何から何までありがとうございました」

私「いえいえ～」

男性「あ、住所とお名前を教えていただいても・・・」

私「だが、断る」

私「それよりも早く病院に行ってくださいませ！では！」ドロン

 

～ぶるぅぅぅうううんん～

 

私「草むしり大変すぎワロタ」

 

ということがあったのです。

偽善すぎて草不可避。

 

最後にカッコつけて住所も名前も教えなかったあたり、

私の中二病が現在進行形で体を蝕んでいることが分かります。

 

お母さん、お父さん

あなたの息子はこうして偽善者として大きく育ちましたよ。

 

うーん、祖母の遺伝の影響が強いのかしら。

私の祖母は偽善でなく善過ぎて草が生えます。

人のために何かをすることが好きなようです。

そしてこれでもかってくらい私に対して甘いです。

きっと甘やかされて育った私だからこそ偽善になってしまったのでしょう。

 

まぁ結局のところ自己満足でも自己陶酔でも

善を施された方は嬉しいし、助かるしそれでいいじゃないですか！

 

結果オーライなのです。

 

俺この間めっちゃいいことしたんやで！？

すごかろう！！

 

と、自慢するために善を行ったとしても

善を施された相手にとっては理由なんてきっと関係ないです。

 

まぁそりゃ善意で助けてもらった方が気持ちいいと思いますがｗ

 

ということで

もし困っている人がいて自分に余裕があるときは

是非善をはたらいてみてください。

偽善者にわとりより。

 

では、おつかれろんり～！