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魔王「私はまだ本気を出していない」

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ー魔王の城ー

 

魔王「お前の力はそんなものか?」

 

勇者「くっ!なんて強さだ!!この強さで本気を出していないだと!?こうなったらアレを使うしか・・・」

すっ

勇者「いでよ!すべてを焼き尽くす豪炎の龍!ファイナルアルティメットドラゴン!!」

 

ゴゴゴゴゴゴゴ!!!

魔王「あ、それ私も持ってる」

勇者「!?」

 

魔王「えーと、なんだっけ」

すっ

魔王「いでよ!すべてをっwぶふっww焼き付くすwww豪炎・・・の、ふぁーwwww」

 

ゴゴゴゴゴゴゴ!!!

 

勇者「バカにしてんのか!!」

 

魔王「だってwwそんなwwwうぇうぇっw」

 

バシュゥン!!!

 

勇者「くそっ!!俺の切り札が相殺されただと!!」

 

魔王「落ち着け、実は他にもまだお前に言っていないことがいくつかある」

 

勇者「なに!?これ以上まだ何かを隠しているというのか!!」

 

魔王「実は昨日の晩御飯のあと歯を磨き忘れt」

勇者「どうでもいいわ!!」

 

魔王「そして今まさに!青のりが歯に付いている。にやっ」

勇者「汚ねぇなおい!!!」

 

魔王「そして実は私はお前の父親だ!」

勇者「どのタイミングだよ!!!!」

 

勇者「しかし、それは本当なのか?まさか、貴様が・・・父さん!!」

 

魔王「ファイナルアンサー?」

勇者「うるさいわ!!」

 

魔王「それともフィフティーフィフティーを使うのか?」

勇者「元から父かそうでないかの2択だよ!!!!」

 

ででんっ!

 

フィフティーフィフティーの結果です。

1【父】 2【姉上】

3【母】 4【Not 父】

 

 

勇者「他の選択肢!!!!」

 

ざしゅっ!!

勇者「ふっ、油断したな!!これで貴様の機動力は皆無に等しい!」

 

魔王「くっ、私の右足が孤独を好みつつも時に人寂しくなる実は優しい人間が投げた木の棒のように飛んで、それはしたたかに秋を告げる良い音色となって」
勇者「表現が独特過ぎだよ!!!」

 

勇者「というかなぜ右足を切られたのにそんなに余裕なんだ!?痛みを感じないのか!?」

 

魔王「ふふふ、ふはははは!!」

 

勇者「このバケモノめ!!!」

 

魔王「痛い。」
勇者「痛いんかーい!!!!」

 

勇者「ならばこれがせめてもの情け。一撃で葬ってやるよ」

 

ずぶっ

 

勇者「さようなら・・・父さん。」

 

魔王「ふっ左胸を刺した程度でこの私が死ぬとでも思ったか?」

勇者「なに!?」

 

魔王「お前にはまだ言っていなかったが、私の心臓は右足にある」
勇者「さっき切り飛ばしたじゃん!!!」

 

魔王「嘘だ。」

勇者「この後に及んで付く嘘!!!」

 

魔王「人を傷つけないための嘘は時として必要なのだよby乳」

勇者「漢字が最低に間違ってるよ!!!そしてどちらかというとそんな嘘つかれた方が傷つくわ!!!」

 

勇者「・・・なぜ心臓を刺したのに死なない?」

 

魔王「教えてやろうか?」

 

勇者「・・・」

 

魔王「お父さんスイッチ【あ】」

アルミホイルを噛むと電流が走る

 

勇者「だから何だよ!!!答えになってないよ!!!」

 

魔王「答えと言えば問題の下の方に逆さまで書いてある答えってやっぱ先に見ちゃうよね」

勇者「知らないよ!!!」

 

魔王「仕方ない、私が死ななかった理由を教えてやろう。答えはこれだ・・・」

 

すっ

 

勇者「眼鏡ケースだと!?」

 

魔王「覚えているかは分からないが、お前がまだ小さい頃。よく私の眼鏡ケースを逆パカして遊んでいたんだ」

勇者「俺の幼少期が悲しい!!!」

 

そしてその逆パカした眼鏡ケースが・・・

 

勇者「まさか!?」

 

魔王「最近失くしてしまって新しいのを買ったのだが・・・」

勇者「新調したんかい!!!」

 

魔王「だが、それも自分で逆パカしてしまって・・・」

勇者「親子そろって何やってんだよ!!」

 

魔王「今回守ってくれたのは、貰い物のお古の眼鏡ケースだったというわけだ」

勇者「思い出話の意味!!!」

 

魔王「そしてそのケースの持ち主だった人物というのが実は・・・」

 

勇者「実は・・・?」

 

魔王「お前に全く関係のない人だったんだ」

勇者「関係ないんかーい!!!」

 

魔王「しかも実はこの眼鏡ケース、結構貫通してて痛い」

勇者「全然守り切れてない!!!」

 

魔王「まぁ、なんだ。私たちは不死なのかもしれんな。父子なだけに」

勇者「妙に上手いけど複雑だよ!!!」

 

勇者「そういえば、母さんはどうしたんだ!?俺が幼い頃から行方不明になっているが・・・まさか!!」

 

魔王「ああ、そのまさかだ。お前の母親は20年前・・・」

 

勇者「そんな・・・!!!」

 

魔王「ビデオを借りに行ったまま帰ってこなかった」

勇者「まさかすぎるよ!!!」

 

魔王「ちなみにそのビデオの返済期限は・・・20年遅延している」

勇者「20年間何してたんだよ!!!」

 

魔王「お前の母さんが借りたビデオは【マリと子犬の物語】」

勇者「母さんかわいいなおい!!」

 

魔王「それと、【バトルロワイヤル2】」

勇者「どうしちゃったんだよ母さん!!!」

 

魔王「あの日お前が眼鏡ケースを逆パカさえしなければ!!!!」

勇者「そんなに大ごとなの!?」

 

魔王「普通逆パカって言ったら、ガラケーとかホッチキスとかだろうが!!!」

勇者「ホッチキスは違うだろ!!!」

 

魔王「実はあの日、私はホッチキスを逆パカしたんだ」

勇者「謎の告白!!!!」

 

魔王「そして、散らばった芯が危ないからと。手で拾っていたのだが・・・なかなか集まらない!!」

勇者「だろうね!!」

 

魔王「だが、いいことを教えてやろう。ホッチキスの芯は・・・磁石で引っ付く!!」

勇者「知ってるよ!!!!」

 

魔王「しかし、ちょうどそのとき近くに磁石がなかったため、ビデオを借りに出かける母さんに頼んだんだ」

 

勇者「あぁ、磁石を買ってきてもらおうとしたんだな」

 

魔王「そうだ、そして母さんは最後に置手紙を書いて出て行った」

 

ーマリと子犬のバトルロワイヤルを借りてきますー

 

勇者「マリと子犬がバトルロワイヤルしてる!!!!」

 

魔王「そして文末には、いつもの母さんの署名サインがあった」

 

勇者「・・・!俺は母さんの名前すら知らない!!」

 

魔王「そこに書かれていた母さんの名前は・・・」

勇者「名前は・・・?」

 

魔王「ファイナルアルティメットドラゴン!!!!」

勇者「もういいよ!!!!」

 

魔王&勇者「どうも、ありがとうございました~!」

 

終わり

 

アニメ「オーバーロード」を見て思いついた勢いで書いてみました。

全然こんな物語ではないですw

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