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【Carrion】グロテスクなモンスターを操作して人間をムシャムシャするゲーム

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以前から気になっていた、モンスターを操作して人間を食べ散らかす「Carrion(キャリオン)」というゲームをプレイしてみました。

 

ゲーム開始時の1枚絵が既にラスボスですが、

私達が操作する主人公はまごうことなくこの子です(勝ち確

 

ーあらすじー

何かの研究施設で作られていた謎のモンスターが、何かの事故でケースの中から脱出し、何かを成すために研究施設内を徘徊しながら人間を屠ります。なにもかも基本は謎です。そしてたまに返り討ちに合ったり、巧妙な罠にかかったりとアクシデントは豊富ですが、いろいろな能力を付加しながら勇猛果敢に進んでいくモンスター視点の物語です。

 

Carrionはホラーゲームでいうところの襲う襲われる立場が逆転裁判しているゲームなので、新鮮かつ斬新な感情を味わうことができます。つまり、もうあの怯えて音量を下げたり目をつぶったりしてホラーゲームをプレイする日々とはおさらばというわけです(経験者

 

一応ホラーゲームの敵側を操作するという点ではDbD(デッドバイデイライト)のキラー(鬼)役とも似ていますが、あのゲームは対人戦かつ煽られて嫌な思いをする(経験者)のでCarrionとは切り離して考えます・・・考えさせてください(‘ω’)

 

では早速ゲームを始めていきましょう。

以下ネタバレを含みます。

 

うわ!なにこれ気持ちわるっ!!

 

しかし最初のつかみとしてはこれでもないというくらいに素敵ですね。ゲーム画面ではこの舌のような触手が終始グネグネ動いていて本当に気持ち悪いです(‘ω’)

というか私は同人誌とかでも触手系のものは一切合切の苦手で、そもそも女の子が凌辱されるという設定自体が(ry

こほん。そんなこんなでゲームが始まりました。

さて、私はどこでしょう。

じゃん!正解は天井に張り付いている赤いひも状の物体でした。

私が研究ケースから脱走したことで人間たちはアタフタとしていますね。この時点で非常にワクワクしてております。

 

少し進むとトイレのような場所でチュートリアルが始まります。

全然穏やかじゃない言葉で操作の説明をされていますが、それがこのゲームの醍醐味。言われた通りにやってみようではありませんか。

 

あいや、なんかこう、思ってたより結構あれなんですね。人間様が真っ二つになっちゃいました。モグモグ。

ちゃんと上半身と下半身の2回に分けてモグモグできるので、なんとなくリアリティを感じることができますね。モグモグ。

ちなみに画面上部の黄色い丸が体力で、人間を食べると回復します。

 

そして何人かの怯える人間をパックンチョしながら進んでいると・・・

 

オーマイガー。

 

私がもしゲーム内の人間だったら、この光景を目にした瞬間にきっとこうつぶやくでしょう。

「あ、終わったわ」と。

 

さて、人類からすると一見絶望的な光景ですが、右上のお口はなんと主人公の回復&セーブ場所です。

もうなんかいろいろぶっ飛んでてそろそろ草が生えそうな季節となりましたが、我慢します。

ちなみに真ん中のおめめは別の施設へ移動するための装置となっています。

 

おめめから別の場所へと移動すると、施設内ではこんなメッセージが流れていました。

 

命令:人間以外の動くものはすべて撃て。

 

この世の終わりみたいな命令が下っていますが、それほどにまで人間たちは焦り慄き追い込まれているということですよね(ゾクゾク

 

これからは狩るだけでなく、狩られる対象になってしまった私ですがそれでも気にせず進みます。

下に人間が待ち構えていましたが、こちとら未知のモンスターです。そんなやわな銃でやられるはずがありまs

いや、これが実は割と痛くて、

数秒放置しているとすぐゲームオーバーになるくらいの勢いでHPが減少していきます。

 

ゲーム難易度上仕方ないと思うのですが、こんな見た目をしたモンスターでも意外とモロかったりするのです。

 

さて、ここからは駆け足で体験していきましょう。理由は後述します。

新しい能力を手に入れました。戦闘というよりも主にギミックで使用するための能力です。

 

どんどん奥へと進んでいき、何度目かのおめめのようなところに入ると急に人間視点の操作へと切り替わりました。

荒廃している風景をみるところ、未来の映像なのでしょうか。特に敵が出る訳でもかったので、物語の補完みたいな位置づけでしょうか。一定地点まで進めるとモンスター視点にもどります。

 

その後更に新しい能力を入手しました。そして第二形態になりました。

より大きく、よりグロテスクになり、体力も上昇しました。バイオハザードのG最終形態みたいです。

しかし強化はされたものの脆さは相変わらずなので、基本的にステルスで戦闘を行う方が事故率が圧倒的に低いです。ごり押し注意報。

 

また、水中でミミズに変形する能力も入手しました。

これで細い隙間を通ることができるようになり探索の幅が広がったのですが、気持ち悪いので割愛します。

 

人間を操る能力も入手しました。

本作の敵は人間、ドローン、人間が搭乗したロボットくらいしかいないので、人間(捨て駒)を操作することで無抵抗な相手を一方的に射殺することが可能です。

本作最強の能力と言っても過言ではないですね。

ちなみに操作している人間が倒されると、モンスター本体も少しダメージを受けますが、リターンの方が遥かに大きいのでどんどん使っていきましょう。

 

そしてなんやかんやで第三形態になりました。

おーん。

もう何がなんだか分かりませんが、ここまでくると驚きを通り越してむしろ無心へと変わります。

・・・いや、これは単に見慣れてしまっただけなのでしょうか。つくづく人間の適応能力というものには驚かされてしまいます(誰

 

まぁしかし、改めて見てみると明らかにゲームで操作する側のキャラクターじゃないのは確かですね。

もうこれクリア後特典のボスで遊べるステージみたいになってますやん(‘ω’)

これだけ大きなモンスターをアナログスティックで好きなように縦横無尽に操作できるのは本作ならではです。オカイドクデスヨー

 

そしてなんやかんやで最終奥義「人間に変身!」を入手して、施設から脱出することが出来ました。

唐突に切り替わっていた人間操作シーンは、モンスターが擬態していた人間だった模様。

 

こんな化け物を外に出してしまったということは、きっと人類滅亡もそう遠くはないでしょう。あーあ。

Fin…

 

・・・

 

記事の後半にかけて駆け足(見方によっては手抜き)紹介となりましたが、先述した通りこれには理由があります。

 

ー以下感想ー

まず、出オチ感が凄まじくて中盤以降ダレます。

序盤のカオスで絶望的な雰囲気は最高なのですが、物語上敵が人間ということで仕方なくはありますが

以降、主人公よりインパクトのあるものがほぼ出現しません。

 

そりゃあ最初からラスボスみたいなキャラクターが登場(操作)して、以降登場する敵が人間やロボットだけとなると、目も心も慣れてただの謎解き作業ゲームになっちゃいますよね。

そういうわけで、このゲームは序盤こそが最もなピークで、そこから徐々に尻下がりしていく少し残念なつくりとなっています。

他にも敵対するグロテスクな生物兵器とか出してくれたらもっと面白かったかもしれないのですが、なにか製作者の意図があってあえてのこの仕様なのかもしれません。

 

しかし、発想や斬新さという点ではかつてないほどに惹かれたので、そういった意味では購入前~序盤までは大いに楽しめたと自負しています。

フルプライスで購入するとなるとお高いので、もし購入するとしてもセール中か中古かなぁというのが未プレイの方への率直な推奨です。

 

こういってしまうと元も子もないですが、実況動画で気になるところだけを見るのが案外一番楽しめるのかもしれませんw

 

発想と序盤は物凄くよかっただけに、少し残念に思えてしまった作品でした。次回作に期待です(‘ω’)

 

では、おつかれろんり~!

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