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【巨影都市】Part19「香野ユキの正体」エンディング原文まとめ

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前回:Part18「僕に○○○してくれるなら助けます」

 

ー前回までのあらすじー

ヤクザたちを一網打尽にするも、救助のヘリは人数オーバー。

それならばとユキさんと二人きりで崩壊するビルの屋上に残った主人公。

そして突如として直接脳内に語り掛けてきたユキさん。(ファミチキください)

そこで明かされる真実とは・・・

 

 

以降、決定的な激しいネタバレを含みますので未プレイの方はご注意ください。

 

直接脳内に《大丈夫》だよ、と語り掛けられた後・・・・

 

なんと、

エンディングが流れ始めます。

 

 

ー以降エンディング原文そのままー

これから私は、あなたに“さよなら”を・・・

いえ、“ごめんなさい”を言わなければなりません。

 

 

 

私は、この星に住む、香野ユキではありません。

宇宙をさまよう思念・・・それが私です。

 

私は長いあいだ宇宙を旅してきましたが、ある星系から強大な影に追われ傷つき、休息を必要としていました。

 

そこで、この星に立ち寄り

仕事から帰る途中のあなたを見つけたのです。

 

休息のあいだ、私を護ってくれる者が必要でした。

そのためあなたに「力」を預けました。

 

影を追い払うほどの力を渡せませんでしたがそれが精一杯でした。

 

私は「香野ユキ」という者の思念を元にその姿を借り、あなたの記憶に干渉して「護りたい人」となりました。

 

そして力を取り戻すまでのあいだ、香野ユキの思念に隠れ、影から逃れようとしたのです。

 

「影」は私が長い旅で得た知識と力を宇宙を支配するために利用しようとしています。

 

私は影に捕らわれるわけにはいかないのです。

しかし、この星でも影は次々と現れました。

 

その中で・・・あなたといる時間はとても興味深いものでした。

 

あなたは香野ユキに少しづつ惹かれていきましたね。

 

なんとか逃げ延びることができてよかったです。

それに、あなたのニワトリのものまねはとても上手でした。

 

そういえば、とても大きな食べ物も食べましたね。

 

 

私の分も食べてくれてありがとう。

 

そうそのあと、あなたは危険を顧みず炎の中に飛び込んできてくれましたね。

 

 

とても嬉しかったです。

 

あのあとに訪れた病院で偶然香野ユキの家族に再開したとき、

 

彼女の感情が高ぶっているのを知りました。

 

私を襲う影によって彼女の家族を巻き添えにしてしまうと思い、遠く離れた海上の小舟に飛びました。

 

しかし、影の追跡は止むことはなく、海の底からも現れました。

 

そのため私は影に見つからないように、できる限り思念を潜めるよう努めることにしました。

 

私が潜んでいるあいだの行動は、香野ユキの思念に任せるようにしました。

 

・・・あなたがこの星の住民から攻撃を受けたとき

 

香野ユキはあなたを護ろうとしました。

 

ユキは私の予想を超える行動を取るようになっていきました。本来香野ユキはあなたに護られなければなりません。

 

しかし彼女は、あなたを身を挺してまで護りたい存在だと思うようになっていったのです。

 

でも、互いを思いあうあなたと香野ユキの信頼関係を

 

 

とても頼もしく思ったのを覚えていまず。

 

不気味な研究所であなたがウェブライターを指した時は、

 

正直で等身大のあなたを見た気がしました。

 

・・・私は今までずっと、ひとりで旅をしてきました。

 

そのなかでも、この星での旅はとても興味深いものでした。

 

あのW&Pの「力」を利用しようとする発想と執念は、

 

これまでの影とは違う、初めて知る脅威でしたし・・・

 

お互いに譲り合おうとする、あなたの香野ユキの関係も興味深いものでした。

 

 

下水道の中を進んだり、いろいろな場所に行きました。

 

今ではすべてがいい思い出です。

 

あなたと共にいた時間は短かったですが、

 

とても大切な時間になりました。

 

姿を借りた香野ユキには、

永い眠りから呼び起こすようなことをして、申し訳ないと思っています。

 

あなたの懇親的な働きには感謝しています。

おかげで力を取り戻すことが出来ました。

 

あなたの思いもよらない行動には何度も驚かされました。

 

とても楽しかったです。

 

 

護ってもらったのが、あなたで良かった。

降り立ったのが、この星で良かった。

 

 

・・・さて、私はそろそろ、元の旅に戻らねばなりません。

 

 

ーエンディング終了ー

 

 

「ありがとう」

 

 

「さようなら」

 

バビューン!!

 

 

物語の真相は、香野ユキの正体はこういうことだったのです。(最後はなぜかギャグみたいに飛んでいきますw

 

しかしエンディングでスタッフロールとともにここまで全てを明らかにするってすごいですよねw

↑こんな感じで伏線回収&物語の根本を説明

 

もっと物語の中で少しずつキャラが気付いていって、

終盤で伏線の一悶着、というのが定石みたいなものだと思うのですが・・・

 

でもこれはこれでありだと思います。

 

最後に作る気力というか予算というかそんな感じのものがなくなって、

仕方なくストーリーを端折ったのかな?とも思いましたが、実際はどうなのでしょうか。

 

何にしてもこの終わり方に特に文句はありません。

 

というか

正直悲しすぎて泣きそうになりました。

 

「ヒロインは本当は既に亡くなっていた」

 

という衝撃の事実が私の胸を突き刺します。

 

お互いに助け合って、惹かれあって、

これからもずっと一緒のように思えたのにもう今後ずっと会えないなんて・・・

 

これが何よりも一番辛くて、心を締め付けられました。

 

たかがゲームと言えばそうなのですが、なんかこう、

本当にぽっかり穴が開いてしまったような、放心状態がしばらく続きました。

 

感情移入バッチリだったため尚更・・・

 

このゲームクリア後、あまりにショック過ぎて体調不良になったのはまた別のお話です。

 

 

さて、今回の記事ではエンディングの原文そのままを書いたわけですが・・・

簡潔にまとめてみます。

 

 

 

ー巨影都市物語まとめー

 

まず、ヒロインである香野ユキは既に交通事故でなくなっています。

そのヒロインの体に宇宙を旅していた思念体が入り込みます。(体を借りる)

その思念体は、長い宇宙の旅で得た知識や力を「影」から狙われていました。宇宙支配を企む「影」によって傷つけられた状態だったので休息が必要でした。

 

そこでたまたま地球に降り立ち、特に意図したわけではないですが偶然主人公を守役と任命しました。

主人公の記憶に干渉して、「香野ユキ」を「護りたい人」と認識させたのです。

とはいえど、人間生身のままでは心もとないので、主人公に「力」を渡しました。

物凄く大きな力ではありませんが、影から身を護るためにはなかなか優秀な力でした。

 

しかし、香野ユキの思念に潜んでいても影は思念体を見つけて追ってきます。これによって香野ユキの家族にも被害が及びそうになったので、思念を完全に生前の香野ユキに切り替えて身を潜めることにしました。

なので、本来護られるべき香野ユキが身を挺して主人公を護るという場面もありました。

主人公とヒロインのお互いが、惹かれ、護りあうことで「影」から逃げ続けました。

そして無事、思念体の傷が癒えると主人公にすべてを説明し、もとの宇宙の旅に戻ることになったのです。

 

・・・

 

なんだかこうしてみると、

思念体が自己中で勝手に地球にやってきて関係ない人たち巻き込みまくった挙句、都合がついたからもう帰るねって言ってるようでひどいですねw

 

しかしもし「影」が思念体の知識や力を手に入れて宇宙を支配したとなると、主人公がいた地球も支配されていたのかもしれません。

そう考えると、今回の被害は「被害を最小限に抑えるための被害」だったのかもしれません。

 

 

実はこのあとには続きがあります。

 

「教えて、僕の行動や考えていたことは、僕の意思じゃなく気付かないうちに君に与えられていたものだったのか・・・?」

 

「君と経験した、いろいろなことも君への僕の感情も、君から与えられたものなのか・・・?」

 

 

・・・・

 

 

そして気づくと、主人公はヘリの中に座っていました。

「ユキさんは!?」

と聞くも、誰一人としてその存在を知りません。

どうやら思念体は地球を去る前に、香野ユキと関わった人間の記憶を消去したようです。

ただ、主人公だけは覚えているようで、それがとてもとても寂しくて。

 

・・・そういえば!

 

と、ブレスレットをもらっていたことを思い出します。

 

ほら、これ・・・

ユキさんからもらった・・・

 

 

 

ないー!!(´;ω;`)

 

このあと柏木に「何言ってんだこいつ」というゴミクズでも見るかのようなまなざしを向けられます。

 

ブレスレットが消えて困惑する主人公。

それを見た大塚は

「ハハッ、腹でも減っているのか?」

 

と、からあげをくれます。

 

スペシャル思い出味。

 

ユキさんとの思い出でしょうか・・・

 

そして

 

「その後の主人公の足取は誰にもわからない」

 

という締めくくりで物語は終了します。

 

 

いやー、ものっすごく楽しめたゲームでした。

 

全体を通しての感想はまた別記事で書くので乞うご期待。

 

 

ギャグな場面も多かったですが、最後は本当に切なかったです・・・

ユキさんんん(´;ω;`)

 

 

では、おつかれろんり~!

 

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