【巨影都市】クリア後の感想・評価「香野ユキが大好きでした」
「絶体絶命都市」シリーズの異作である「巨影都市」のプレイ評価&感想です。
個人的な評価を書いていきます(10点満点)
※以下ネタバレを含みますのでご注意ください
過去記事で振り返り
Part1「主人公がイケメンでパリピ」
Part2「バイオハザード・・?」
Part3「俺にオートバイを渡すなんていい度胸だ!」
~
Part19「香野ユキの正体」
ー総合評価ー
- ストーリー:9点
- グラフィック:8点
- 音全般:7点
- 操作性:8点
- 難易度:9点
- ヒロインのかわいさ:10点
ストーリー:9点
「巨影都市」は謎の巨大生物が突如として出現し、それらの脅威(災厄)から逃れたり身を護ったりするゲームです。
エヴァンゲリヲンやウルトラマン、ゴジラなどの既作品の巨大生物が出現します。
基本的に登場する作品には特に詳しくありませんでしたが、それでも全然楽しくプレイすることが出来ました。ファンの方たちであれば更に楽しめたのではないでしょうか。
ただ、巨影都市はあくまで主人公たち一般市民に焦点をあてた物語なので、エヴァやウルトラマン等のストーリー性はほとんど絡んできません。
彼ら「巨影」はいろいろな場面でただ戦っているだけで、なぜ街を襲っているか、または護っているかなどの詳細は一切一般市民には知らされません。もちろん主人公も知りません。
各作品の原作のストーリーには触れず、本ゲームの物語的にはあくまでサブ役の巨影だったので、そのあたりが高ポイントの理由になりました。
まぁ個人的に一番ポイントが高かったのは、おもしろふざけた展開や選択肢などが多かった点なのですがw
場にそぐわない選択肢等もありましたが、大いに笑わせていただきましたw
ステージクリア後にあるニュース(新聞)記事もよく出来ていたと思います。
主人公何してんねんw
さて、時におもしろおかしくストーリーが進行しながらも、物語の核心は割とシリアスかつ感動的となっています。
幾度となく主人公の前に立ちはだかる巨大生物たち。なぜこんなにも彼の行く先々を狙っているかのように巨影が出現するのでしょうか。
実は巨影が追っていたのは主人公ではなく、ヒロインである「香野ユキ」だったのです。
物語後半までこの事実は伏せされていて、てっきりプレイヤー(私)も登場人物達も主人公が追われているものだと思っていました。
ではなぜ香野ユキが巨影から執拗に狙われていたのでしょうか。
それは、宇宙から来た力のある思念体が彼女の体に入り込んでいたからです。
実際の香野ユキという人物は既に他界しており、この辺のことは巨影都市Part19「香野ユキの正体」で書いているので、詳しくはそちらをご覧ください。
主人公が彼女は既に亡くなっていることを知り「思念体が地球を去ってもう会えなくなってしまう」というエンディングがとてもとても私の心をかき乱しました。
そして更に主人公以外の記憶から「香野ユキ」も消えてしまう始末です。
なんて悲しい結末なんでしょうか。
映画やアニメを見終わった後にくる寂しさや切なさのような、いろいろなものがこみ上げてきました。
最終的にはすごく分かりやすいストーリーで、終わり方もいい意味で切なかったと思います。
なので点数は10点でもよかったのですが、
伏線を最後(エンディング)に一気に回収したのとストーリーがいきなり飛ぶ(許容範囲内)ことがあったので-1点です。
香野ユキさんが生きるエンディングがあればもしかしたら10点満点だったかも・・・
いや、だってユキさん超タイプなんですもの!!
容姿性格すべて!!
私は黒髪清楚が好きなのです。
グラフィック:8点
そんなに極端に綺麗というわけではないのですが、
建物の中や道路などが結構作りこまれていたと思います。
しかし、龍が如く系のゲームの方がたぶん作りこまれてる感じがしますw
あくまでこのゲーム(若干B級チック)にあったグラフィックで、違和感のある個所も特になかったのでこの点数とさせていただきました。
巨影(エヴァ等)の再現率はかなり高かったです。
自分がもし巨影に出会ったらこんな感じなになるな、と考えさせられるような魅せ方でした。
キングギドラこわカッコいいw
音全般:7点
挿入歌の「ふたりの空」はかなり素敵な曲です。
飯田舞さんが歌っているようですが、彼女はこのシリーズすべての挿入歌を歌われているようですね。
EDの曲も思い出を振り返りながら流れてくるので、思わず涙がこぼれたり・・・
挿入歌だけでいうとかなり評価は高いです。
が、ゲーム内の音楽となると話は別です。
巨影をかなり意識してなのか、効果音がうるさいですw
いきなり音量にそぐわない大きな音がしたりするのでびっくりします。
かといってテレビの音量を下げると会話やその他の音が聞こえ辛くなるので、その辺のバランスをもう少しいじってくれたらなと思いました。
操作性:8点
主人公の操作は簡単なのですが、乗り物になると一気に操作性が悪くなります。
あえてそうしているのだとは思いますが、車やバイクに乗ると地面が凍っているかのような動きをしますw
あまりに急激に操作性が変わるので違和感が凄まじいです。
馬は直感的な操作でやりやすかったですが・・・w
というかなぜ馬w
あと乗り物ではないですが、主人公がしゃがんでからの行動が少しスムーズさにかけます。
しゃがんでいるから当たり前といえば当たり前なのですが、ものをくぐったりするのが地味にストレスでした。
くぐりたくないのにくぐってしまうなんてこともしばしば・・・
あと緊急回避等も少し難しかったと思います。急に□押せって言われても無理ですw
難易度:9点
ヤクザから車で撥ねられるところ以外は結構スムーズに進めることが出来ました。
乗り物操縦系のところはまぁ、まぁw
しかしこれくらいスムーズに進められると、
ストーリーもテキパキと進行していくので物語の早く知りたい方にも優しい仕様だと思いました。
「人喰いの大鷲トリコ」は早く先のストーリーが知りたいのに、なかなか進めなかったのでw
ゲームが苦手な方でも少しプレイすれば楽々と進めていけるような難易度でした。
正直消費アイテムは使わなくてもクリアできます。これなら難易度設定とかできたもよかったのでは?とも思いました。
ヒロインのかわいさ:10点
もうこれは文句なしですね。
私はヒロインである香野ユキが大好きです。
一緒に服を乾かしたり
バイクに乗ったり
エレベーターの中で閉じ込められたり
いろいろな出来事を共にしました。
ちなみにこの際にいやらしい選択肢にすると、彼女に「やめて!」みたいな感じで両手で押されます。
押されるとしっかりとダメージを受けるので、残りHPが少ない状況でその選択肢を選ぶとゲームオーバーになります。
まさかのヒロインに殺害されてしまうのです。
まぁそれでも私は全然ユキさんが好きですけど。
(というかそんな選択肢をするプレイヤーがそもそもw)
そして柏木リサには目もくれません。
おっぱいだけが全てじゃないなんだぞ!柏木!
先述した通り、エンディングで香野ユキが思念体であることが発覚するのですが、
実は物語の途中で「思念体から完全に元の香野ユキの思念に入れ替わる(任せる)部分」が存在します。
具体的には香野ユキが主人公を危機的状況から庇おうとする場面です。
実は香野ユキは本来、護られるように、護りたいと思わせるよう、思念体が主人公を操っていたのです(悪意はない
そしてエンディング後に主人公は言います。
香野ユキに対する感情や行動はすべて思念体から与えられた(作られた)ものなのかと。
自分自身の気持ちで行動していたわけではないのかと。
これには私も考えてしまいました。
私が好きな香野ユキは「思念体」の性格、思考ありき(乗り移った思念体)だったのか。
それとも物語の途中で見られる、先述した生前本来の香野ユキだったのか。
それとも単に容姿だったのか。
しかし、思念体の話し口調も好きなのです。
実際香野ユキも生前もともとそういった喋り方だったのかもしれませんが・・・それは製作者のみぞ知る。
うん、結局かわいいし全部好き(狂信
では、評価のまとめに入ります。
ー評価まとめー
- ストーリー:9点
- グラフィック:8点
- 音全般:7点
- 操作性:8点
- 難易度:9点
- ヒロインのかわいさ:10点
総合評価 8.5点
このような結果となりました。
結論的には、自身をもって人におすすめできるゲームです。
少しでも興味がある方は是非プレイしていただきたい作品の1つです。
お笑い要素もふんだんに練り込まれているので、プレイすると元気が出るゲームなのです。
シリーズ作は今作が初めてでしたが、次回作「※絶体絶命都市4」も購入する予定です。
なんたって面白いんですもの。
では、おつかれろんり~!
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